Canton Networkのメインネットが「ロジックシンクロナイザーのアップグレード」をリリース、プロトコルのアップグレードにより自動でシームレスな切り替えが可能に
Foresight Newsによると、Canton NetworkはCanton 3.5バージョンのリリースに伴い、論理シンクロナイザーのアップグレード(Logical Synchronizer Upgrades、LSU)がメインネットで稼働開始したと発表しました。この仕組みにより、新バージョンのシンクロナイザーインフラが既存ネットワークと並行して動作し、ネットワーク切り替え時に自動で移行が完了します。全工程は数秒から数分で済み、データの移行や再読み込みは不要で、アプリケーションは継続して正常に運用できます。
具体的な流れとしては、シンクロナイザー運営者がアップグレード前に新世代シンクロナイザーノードを配備し、旧バージョンと並行稼働させます。バリデーターはアップグレードウィンドウ期間中に新しいソフトウェアをインストールし、新旧両プロトコルバージョンに対応することで、切り替え前後のメッセージ処理が途切れることなく確保されます。その後、オンチェーンガバナンスの提案に基づきアップグレードスケジュールを設定、論理シンクロナイザーがバリデーターへ切り替えシグナルを送信し、バリデーターは新世代シンクロナイザーを検出後、自動的に切り替えと一貫性検証を完了します。アプリケーションは同一論理シンクロナイザーIDのもとで継続運用されます。旧バージョンのインフラは30日間保持された後、廃止されます。
Canton Networkは、2024年のメインネットローンチ以降、これまでに4回のプロトコルバージョンアップグレードを完了しており、今回のLSUメカニズムはスーパー バリデーターやバリデーターの運用負荷を軽減し、プロトコルのアップグレードと保守を通常業務とし、アプリ開発者やエンドユーザーへの影響を最小限に抑えることを目的としています。この仕組みは、今後6〜12か月以内に計画されているトークン標準アップグレード、BFTコンセンサスのアップグレードとスケーリング、分散型の管理や検証サービス、資産発見機能など、多様な新機能への布石となります。
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