アップル2026年度第2四半期決算ハイライト:売上高とEPSが共に過去最高を更新、第3四半期のガイダンスも予想外に好調
Bitget2026/05/01 02:18コア見解
Apple(AAPL)2026会計年度第2四半期(3月28日まで)の売上高とEPSはともに過去最高を記録し、売上高は前年同期比16.6%増、EPSは21.8%増といずれもアナリスト予想を上回った。iPhone収入は前年比22%増だが予想をやや上回るにとどまり、サービス事業は単四半期で過去最高を更新し続けている。大中華圏収入は予想を大幅に上回る前年比28%増、米欧市場は予想を下回った。Appleは配当を4%引き上げ、さらに1,000億ドルの自社株買い承認を追加。第3四半期の売上ガイダンスは14~17%増と市場予想の9.1%を大幅に上回り、時間外株価は一時4%超の上昇となった。

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詳細分析
- 全体売上高と利益の状況
- 総売上高:1,111.84億ドル、前年比16.6%増(予想1,096.6億ドルを上回る)。
- 製品収入:802.08億ドル、約17%増(予想792.6億ドル上回る)。
- サービス収入:309.76億ドル、約16%増(予想303.7億ドル上回る)。
- 純利益:295.78億ドル、約19%増。
- 希薄化後EPS:2.01ドル、前年比21.8%増(予想1.96ドル上回る)。
- 全体粗利益率:約49.3%(前年同期47.0%、前期48.5%を上回る)。
- 営業キャッシュフロー:280億ドル超、3月四半期で過去最高。
- iPhone事業のパフォーマンス
- iPhone収入:569.94億ドル、前年比約22%増、同期過去最高、総売上の半分以上を占める。
- アナリスト予想中央値569.8億ドルをやや上回り、主にiPhone 17シリーズ需要が牽引。
- ドライバー:ハイエンドモデル需要が強いが、予想を大幅に上回ることはなく、市場の盛り上がりを限定。
- その他事業セグメントのパフォーマンス
- サービス事業:収入309.76億ドル、前年比16.3%増、3年以上連続で四半期過去最高を更新。粗利益率は約77%で利益率を下支えしている。アクティブ機器台数も過去最高。
- Mac:収入83.99億ドル、約6%増(予想81.3億ドル上回る)。
- iPad:収入69.14億ドル、約8%増(予想66.5億ドル上回る)。
- ウェアラブル、ホームおよびアクセサリー:収入79.01億ドル、約5%増(予想77.2億ドル上回る)。
- 地域別状況:
- 大中華圏:204.97億ドル、前年比約28%増(予想189.1億ドル上回る)。
- 米州:450.93億ドル、前年比約12%増(予想458.2億ドル下回る)。
- 欧州:280.55億ドル、前年比約15%増(予想290.8億ドル下回る)。
- 日本:84.01億ドル、前年比約15%増(予想73.8億ドル上回る)。
- その他アジア太平洋:91.38億ドル、前年比約25%増(予想87.6億ドル上回る)。
- 資本還元とキャッシュフロー計画
- 四半期配当4%増加し、1株あたり0.27ドル。
- 最大1,000億ドルの自社株買い承認を追加。
- 現金及び現金同等物:455.72億ドル(前年度末359.34億ドルを上回る);現金と売却可能証券合計約1,466億ドル、有利子負債約847億ドル。
- 営業活動6カ月累計キャッシュフロー:826.27億ドル(前年同期538.87億ドルを大幅に上回る)。
- 次四半期ガイダンス(2026会計年度Q3)
- 売上高前年比14~17%増(アナリスト予想9.1%を大幅に上回る)。
- 粗利益率ガイダンス:47.5~48.5%。
- 要因:製品・サービス需要が堅調、価格と製品ミックスも好調。
- 市場背景と投資家の懸念
- 主なハイライトは中国市場の力強い回復、サービスの高成長、キャッシュフロー記録、強気のガイダンスを含むが、iPhoneは予想を僅かに上回る、米欧収入は予想未達、運営費用(特にR&D費用前年同期比34%増)が大きく増加。
- 投資家の反応:決算発表直後株価は一時1%超下落、ガイダンス発表後4%超反発、iPhoneの「爆発的な期待超え」への高いハードルが示唆。
- 懸念点:チップコスト上昇、費用増加ペースが収入を上回る、地域間でのパフォーマンス格差。ただしサービスエコシステムと自社株買いが下支え。
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