ドイツ銀行、Strategyの保有額を過去最高の8,500万ドルに増加
Deutsche Bankは、Michael SaylorのBitcoinトレジャリー企業に対してこれまでで最大の賭けを行いました。このドイツの金融大手は、2026年第2四半期の報告でMicroStrategyの保有株を874,925株に増やし、このポジションの評価額はおよそ7,600万ドルから8,500万ドルにのぼります。
同行は四半期中にさらに90,006株を取得し、第1四半期末時点の784,919株からポジションを積み増しました。
静かな積み増しのパターン
2026年第1四半期には、同行は53,215株を積み増しました。第2四半期の90,006株の追加は、そのペースをほぼ倍増させています。
この報告書(2026年8月7日頃の日付)は、同行がこれまでで最大のMicroStrategyの保有比率を示しています。
現在「Strategy」という名称で取引されているMicroStrategyは、エンタープライズ向けソフトウェア企業から事実上の公開Bitcoinファンドへと変貌しました。同社はバランスシート上で84万BTC以上を保有しており、世界で最大の企業によるBitcoin保有者となっています。
なぜ伝統的な銀行は“脇道”を選ぶのか
Deutsche Bankのような機関が直接BitcoinやスポットETFを購入せず、Strategy株式を選ぶのには理由があります。規制の制約や社内コンプライアンスの枠組み、受託者責任の観点から、ヨーロッパ及びグローバルな銀行規制の下で、銀行が直接暗号資産を保有するのは複雑です。
Strategy株式はNASDAQで取引され、従来のクリアリングインフラを通じて決済され、四半期ごとの保有報告書にも他の株式ポジションと同様に反映されます。トレードオフとして、Strategy株式は純資産価値に対してプレミアムがつくため、投資家はBitcoinエクスポージャー1ドルあたりに対して資産を直接購入する場合より高く支払うことになります。
市場にもたらす意味
金額そのものよりも、そのシグナリング効果が重要です。8,500万ドルのポジションは、Deutsche Bankの運用資産総額から見ると端数にすぎません。しかし、ヨーロッパのシステム上重要な銀行の一つが引き続き暗号資産関連の保有を増やしているという方向性のメッセージは、取引規模そのものを超えた重みを持ちます。
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