マクワリー:米国が共同介入 で5億ドル規模の円買い介入を行う可能性、「シグナル効果」は資金規模を遥かに上回る
米国と日本が共同で円の為替レートに介入することのシグナル効果は、資金の流れそのものの規模よりもはるかに影響力がある。
智通财经APPによると、Macquarieの外国為替・金利戦略責任者であるGareth Berry氏は、米国と日本が円相場に共同介入するシグナル効果は、「資金の流れそのものの規模よりもはるかに影響力が大きい」と述べた。Berry氏は最近のレポートで「我々の推計では、米当局は7月31日に5億ドル相当のユーロ/円を売却した」と記している。さらに「規模としては、日本が7月30日から31日の二日間に実施した約850億ドル規模のドル/円売却に比べれば、これはごくわずかだ」と指摘した。
米国が先月の介入で投入した額は比較的少額だったため、「まだ十分な余力が残っている」ことを意味する。
レポートはさらに、「米財務省とFRBが協力すれば、追加で259億ドル相当のユーロ建て準備資産を活用できる。そのため、円が再び下落した場合でも、同規模でユーロ/円市場に繰り返し介入する能力が十分ある」と指摘している。
理論上、米国がドル/円への直接介入に転じれば、使える弾薬はほぼ無限だ。
今回の行動は、2011年10月の福島災害後の介入を除けば、記録上最大規模となる二日間の介入となった。
現在、円/ドル為替レートは約159.70となっており、市場参加者が警戒する160円の水準に再び接近している。以前からこのレベルを突破すると、日本政府が円を支えるために介入する可能性があると市場で懸念されていた。円は先月の日米協調介入後の上昇幅のほとんどを失い、日米金利差や日本の財政見通しへの懸念が引き続き円に圧力をかけている。
オーバーナイト・インデックス・スワップによると、日本銀行が9月に利上げを行う確率は約80%とされる。加えて、市場の注目はより大胆なシナリオに移りつつある。つまり、円安や国債利回りの高止まりを受けて、日本銀行が金融引き締めのペースを加速させるかどうかだ。
投機筋のポジション変化もこうした期待の変化を裏付けている。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、8月11日までの週でレバレッジファンドが保有する円のショート(売り持ち)ポジション総数は6.5%減少し、59,526件となった。全体として、7月末前後に両国当局が協調して円を支えた以降、ヘッジファンドは円ショートポジションを半数以上削減している。
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